昨年12月16日に三宮にオープンしたばかりの「日本料理 ほりゑ」に行ってきました!
日本料理屋と聞くと、なんとなく高級そうで敷居の高いお店というイメージをもっている方が多いかもしれません。普段使いできるお店の候補としては、なかなか挙がりにくいですよね。
ですが、今回紹介する「日本料理 ほりゑ」は、特別な日やお祝いの席での食事、接待といった場面はもちろん、今まで本格的な和食屋さんに行ってみたい!とは思いつつ、一歩踏み出せずにいた方たちにこそおすすめしたいお店です。
以前は、同じく三宮にある「人丸花壇 鯛庵」で、料理長もされていたという堀江さんが作る、心もお腹も大満足のお料理が驚き価格で頂けてしまいますよ~!
今回は「日本料理 ほりゑ」について、
・お店の場所
・メニュー
・お手頃な1500円のランチコースの味
・店舗&アクセス情報
など、気になる情報を詳しくまとめてみました。
【神戸】日本料理 ほりゑの場所
出典:公式サイト
日本料理 ほりゑは、阪急「神戸三宮駅」・JR「元町駅」から徒歩5分程度のところにあります。
今回は阪急神戸三宮駅からの道のりを紹介します!
阪急「神戸三宮駅」の西口改札が最寄りになります。
高架沿いを元町方面に向かって進んでいきます。
メディアカフェポパイの看板を目印に直進し、人気の餃子屋さん「赤萬」を通り過ぎます。
がんことびっくりドンキーが正面に見えてくるので、この角を右折します。
右手に老舗の鰻屋さん「青葉」と、お寿司屋さん「うお勢」が見えます。
そして青葉のすぐ隣の「阿部ビル」1階奥に、お店はあります。
ビルの中にある店舗なので外からは少し見つけづらいのですが、スムーズに行けると駅から数分で辿り着けると思います。
メディアでも取り上げられた石焼オムライスが名物の「地下堂」と、同じビルに入っています。
ビル入り口には、店舗名のずらっと並んだ看板が!
入り口から奥に少し進み、突き当りを右に曲がると、、、
ありました!(開店前に撮影したので、看板の明かりはまだ灯っていません)
知る人ぞ知る穴場店を発見したときのようなわくわくを感じつつ、お邪魔します~!
店内の雰囲気
ビルの奥にあるお店にも関わらず、店内には清潔感あふれる明るい空間が広がっています。
木のぬくもりと柔らかな照明が印象的で、不思議とどこか安心感を覚えます~。
店内は、テーブル席が3席(4人掛け×2、2人掛け×1)、カウンター席が6席と、ややこぢんまりとした規模感です。
3つあるテーブル席のうち、奥の1席は半個室になっているので、食事中、他のお客さんの目が気になるという方もゆっくりとお料理を楽しめます。
料理長の堀江さんは、淡路島の和食屋を始め、これまでに関西の様々なお店で修業されてきました。このお店の開店前には、同じく三宮の「人丸花壇 鯛庵」で勤めておられ、そこでも料理長をされていたとのこと。
神戸でも有名なお店なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
現在も当時からのお客さんが引き続き、堀江さんを訪ねてお店にいらっしゃるようです。お料理だけでなく、きっと堀江さんの気さくな人柄に惹かれる方も多いのでしょうね。
気になるメニューを紹介!
ランチタイムは
・1500円(税込)
・2700円(税込)
・3500円(税込)
以上3つのコースから選べます。
2700円のコースになると、お造りが単品でついたり、寄せ鍋仕立ての小鍋がついたりするようですね。
3500円のコースは、更に天ぷらが盛り合わせになったりするみたいです。
う~ん、盛沢山!(笑)
夜は
・5500円
・7500円
・10000円
のコースはもちろん、単品でのアラカルト注文ができるのが嬉しいところ。
前日までの予約で、夜のコース料理をお昼に頂くこともできるようです。
また10000円のコースは、昼・夜共に前日までの予約が必須とのことです。
※現在は蔓延防止措置の関係で、夜は5500円のコースのみ提供
ドリンクメニューも豊富ですね。
日本酒はもちろんのこと、果実酒も
・梅
・柚子
・桃さくらんぼ
など、女性人気の高そうなラインナップが揃っています。
現在は蔓延防止措置の関係で、夜営業時のお酒の提供時間が短くなっていますが、昼のみもできるとのことなので、日本酒をちみちみと傾けながら、和のお料理に舌鼓をうつのも最高ですね~
お手頃な1500円のランチコースを食べてみた!
今回は、3種類のランチコースの中から、一番お手軽な1500円(税込)のランチコースを頂くことにしました!
飲み物は、温かいお茶をお願いしました。香ばしいほうじ茶が冷えた体をほぐしてくれます!
まずやってきたのは、先付の「梅豆腐」です。
春らしい淡い桜色の見た目と、お皿の上にちょこんとのった、控えめな佇まいが愛らしく、思わず頬が緩んでしまいます。
つやつやとしたいくらと、オクラの鮮やかな緑が更に彩りを添えています。
柔らかく、程よくまったりとした口当たりが心地よいです。
梅の風味もそれほど主張してこないので、するっと食べられます!
後に続くお料理の味を邪魔しない、一口目にはもってこいの上品な先付でした。
お次は、台物の「早春の盛り合わせ」です。
美しい朱色の籠に、形も色も様々な小さな小皿が並んでいます。
そしてそれぞれの小皿には、バラエティに富んだ和の旬菜が盛られています。
お浸しやお造り、焼き物に炊き合わせまで、まるで大人のお子様ランチ!どれから手をつけようか迷ってしまいます、、、。
まずは「小松菜のお浸し」を頂きます!
あっさりしながらも、しっかりと出汁が染みています。おいしいー!
優しい味付けなのですが、薄味というわけではありません。この絶妙な塩梅がさすがです。
この日のお造りの鮮魚は鯛でした。こちらはその時々によって変わるようです。
一番お手頃なランチコースでも、お造りが頂けるのは嬉しいですね~!
濃厚なうま味がゆっくりと口の中で広がります。ぜひわさびを添えてどうぞ。
黄色いお皿に盛られているのは「鰤の幽庵焼き」と「出汁巻き」です。
こちらの焼き物も、日によっては鰆やサーモンなど、仕入れ状況によって色々な魚が登場するようです。
毎朝ロースターでじっくりと焼き上げられるという、お魚のつやっとした照りに食欲をそそられます。小ぶりながらも脂ののった鰤、おいしい!
出汁巻はやはり安定の一品ですね。じゅわっと染み出す出汁の風味をダイレクトに味わえます。
写真奥に見えるのは、
・炊き合わせ
・さつまいものレモン煮
・近江こんにゃくの含め煮
・小蛸の旨煮
・海老の芝煮
などです。
炊き合わせは、どこか昔懐かしい甘めの味付けで、多くのお客様にも人気の一品のようです。
全体的に素材は柔らかく仕上げられていますが、それぞれの存在感はしっかり残っているので、お野菜一つ一つの食感もしっかり楽しめます!
更にここから、揚げたての天ぷらとお食事(ごはん・おみそ汁・香の物)がやってきます(笑)
「海老と野菜の天ぷら」のこの日のお野菜は、白ネギとズッキーニでした。ころんとした一口サイズの白ネギは、油で揚げることでジューシーさが一気に高まります!火傷にはご注意を。
料理長手作りの米塩(炒ったお米とお塩を同量合わせたもの)や、提供直前に温めてくださる天出汁など、お好みの味付けでどうぞ。
高級感ある器に盛られたごはんは、そのままでももちろんですが、3種類のご飯のお供と一緒に食べると、お箸がとめられなくなる方が続出すること間違いなしです!
お漬物に甘辛い金平、程よく山椒の効いた雑魚の有馬煮など、控えめな見た目ながらも、安定感抜群の香の物3強が脇を固めます。
そして最後にはデザートまでついてきます。2月の甘味は「豆乳のムース」でした。
豆乳をたっぷり使用していながらも、濃厚さもあり、物足りなさは全くありません。
和食の料理人さんがつくる、少し洋風テイストのスイーツというギャップも面白いですね。
量もちょうどよく、ランチの最後にはやっぱり少し甘いものが欲しくなってしまうという方にはぴったりです(笑)
こちらは単品メニューの「豚の角煮」と「神戸牛の炙り」です。
夜は好きなものを単品で色々楽しむのもおすすめです。
【神戸】日本料理 ほりゑの店舗&アクセス情報
店名: 日本料理ほりゑ
コロナ対策:アルコール消毒スプレー・パーテーションなどの設置
営業時間:
・ランチ 11:30~14:30 (L.O.14:00)
・ディナー 17:00~22:00(L.O.21:30)
※現在は蔓延防止措置適用期間により、ディナー営業は17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:不定休
料金:ランチ 1500円(税込)~/ディナー 5500円(税込)~
席数: 16席(4人掛け×2・2人掛け×1/カウンター×6)
イートイン:可
テイクアウト: 不可
ウーバーイーツ: なし
住所: 兵庫県神戸市中央区北長狭通2-8-5 阿部ビル 1階
アクセス:阪急「神戸三宮駅」・JR「元町駅」より徒歩約5分
電話番号:078-331-3123
予約:可
公式サイト:https://www.wa-horie.com/
公式Instagram:@wa.sannomiya.horie
まとめ
今回は2021年12月16日に三宮にオープンしたばかりの「日本料理 ほりゑ」について詳しく紹介しました!
関西の名だたる和食店で、24年間修業を積んでこられたお店。
丁寧な技が光るお料理の数々を、ランチは1500円(税込)から頂けるというのが驚きでした。
そしてその内容は、まさにお値段以上!
隠れ家的な立地と、普段自分ではなかなか作ることのできない、手の込んだお料理が楽しめるという要素が相まって、日々の疲れを癒すプチ現実逃避にもおすすめです。
気心の知れた友人や家族と、肩の力を抜いて気軽に日本料理を楽しんでみてはいかがですか?