今回は飲食店の紹介ではなく、イベントレポートです!
先月、こんなイベントにお邪魔してきました。
神戸の平野にあるコミュニティスペース「古民家わびすき」さんで開催された、その名も「わびすきマルシェ」!
築100年の古民家を改装して、今年3月にオープンしました。
徐々に地域の人の憩いの場にもなりつつあり、居心地の良い空気がゆるりと流れています。
初対面の人同士でもすぐに打ち解けられる雰囲気で、日々、様々な出会いや繋がりが生まれています。
今回のイベントも、常に笑い声が絶えず、終始にぎやかな雰囲気に包まれていました♪
古民家わびすきについて、
・場所
・出店者さんを紹介!
・全力でマルシェを楽しんできた!
・古民家わびすきの詳細&アクセス情報
など、気になる情報について詳しくまとめてみました!
大人も子供も楽しめるイベントで、誰もが笑顔になれること間違いなしの、優しさとワクワクが溢れる癒し空間です。
それでは早速、イベントの様子をお伝えしていきますね~♪
古民家わびすきの場所
古民家わびすきは、三宮からほど近い距離にありながらも、個人的にはなかなか足をのばすことのなかった平野エリア。
最近になって、実は魅力的なスポットが沢山あることを知りました!
どこか懐かしさを感じる雰囲気の商店街や喫茶店・地元民が集う、ごはん屋さんに温泉。
こんな楽しそうなエリアがあったなんて。
最近オープンしたNATURE STUDIOさんで平野エリアのことを知った!という方もいるかもしれませんね。
以前紹介した「open air神戸元町店」さんのクラフトビールも、NATURE STUDIO内に併設されたブルワリーで醸造されています。
わびすきさんまでは、市バス7系統の「平野」または「五宮町」より徒歩5分程度です。
高速神戸駅から歩くと緩い坂道で25分程かかりますが、道中の街並みが楽しいので、私はいつも高速神戸駅から歩いています(笑)
有馬街道の入り口、祇園神社を目印にすると分かりやすいです。
祇園神社を正面に見て、右方向に路地を2軒分ほど進んでください。石段の続く立派な玄関が見えたら到着です!
壮大な佇まいに思わず圧倒されるかもしれませんが、気にせず進みましょう!
お邪魔します~!
室内は古民家ならではの和空間が広がっています。
やっぱり畳は落ち着く~。
一方、こんなスペースも。
和室とはまた違った雰囲気で素敵です!
私がお邪魔したときは、ご近所さんだという年配の女性が、お茶を飲みながらくつろいでらっしゃいました。
地域の人との交流の場にもなっていますね。
女性をお見送りするオーナーのなつこさん。
次々とやってくるお客さんに対して、いつも丁寧に対応されています。
なつこさんが沢山の人から慕われている理由が、なんとなくわかるような気がします。
出店者さんを紹介します!
今回は個性豊かな4組の出店者さんが来られていました!
左から、植物性素材を中心に、体に優しいお菓子作りをされているn,ett (ネッテ)さん、季節のお野菜カレー&インド家庭料理のカナカナさん、わびすきオーナーのなつこさん、りんご王子さん、タイル作家のシロフォンさん、手相占いのキリンイヌさんです。
出店者さんのインスタグラム▼
・n,ettさん @nett_kobe
・カナカナさん @macosons
・りんご王子さん @ringo_ouji
・シロフォンさん @xylophone86
・キリンイヌさん @kirin_inu0530
全力でマルシェを楽しんできた!
石段を昇るとそこは、、
りんご一色の世界でした (笑)
りんごさんはなんと、元芸人という過去をお持ちです。
芸人時代のアルバイトがきっかけで、りんごの魅力にはまったそう!
そしてりんごを愛するあまり、自らもりんご屋を生業にするように。
これだけでもかなりツッコみどころ満載!もっと気になるという方は、直接聞いてみてください(笑)
店舗はなく、今回のようにイベント出店や、飲食店に向けたりんご加工品の卸しがメインとのこと。
とにかく1度はりんごさんのりんご愛にふれてほしいです♪
いつもニコニコされていますが、りんごの話になると真剣になるあまり、たまに真顔になっています(笑)
怖くないですよ、めちゃくちゃ面白い人です。
このりんご飴は絶対食べるべきです!これまでのりんご飴の概念が変わります。
「外側はただ甘いだけ。そのうえ、中のりんご部分にたどり着いても途中で飽きてしまう、、」屋台のりんご飴に対する、そんな私の印象(ひどい)とは全く異なり、初めて食べたときは衝撃でした!
お砂糖にこだわった飴部分は、1口目からその違いに気づくはず。
上品な優しい甘さで全くしんどくなりません。そして肝心のりんごがすごく美味しい!
1人でも余裕で1つ食べられてしまいます。正真正銘「りんごが主役のりんご飴」です。
りんごがみっちり入ったアップルパイは、嬉しい重量感!
真ん中を持たないと、りんごの重さで形が崩れそうになるのでお気をつけて。
トースターで少し温めなおすとデニッシュ部分はさくっと、りんごはほんのり温かくなって、格別な美味しさです♪
ラスクもあります。
これも、食べだすと手がとまりません!(経験済み)。
坂道を上ってきて汗だくだったので、ひとまず、りんごさんのシードルで喉を潤します。
乾いた体に染みる~!
りんごジュースもありましたが、頑張ったご褒美に迷わず私はアルコール。
室内では、タイル作家のシロフォンさんによる、ワークショップが開かれていたり、
キリンイヌさんによる手相鑑定が行われていたり。
このとき鑑定してもらっているのは、同じく出店者のn,ett(ネッテ)さんです(笑)
私は今回、手相占いを申し込みませんでしたが、予約受付開始と同時に大人気で、すぐに枠が埋まってしまったそう!
写真は以前の鑑定で貰ったものです。こんなふうに、まずは即興で自分の手相を描いてくれます。
そして、じっくりと丁寧に、手相のもつ意味をおしえてくれます。
キリンイヌさんの手相占いは、その場で伝えてもらったことを家に帰って、もう一度振り返れるのが良いんです!
占いって大体、その場ではふんふんと熱心に聞いて覚えたつもりでも、後で思い出せないことが多くて悲しい気分になるんですよね(笑)
こんなふうに手元に残る形で鑑定結果を貰えると、時間が経って何かに行き詰ったときも、ふと立ち返ることができていいですよね。
1人1人しっかりと観てくれるので、伝えてもらえる情報量の多さにも驚きます。
ゆるい手書きイラストにも癒される、、♪
実はキリンイヌさんは手相占いだけでなく、イベントでライブをしたり、動画を配信したりといった音楽活動もされています。
詳しくはInstagramをチェックしてみてください!
毎月更新される、お手製のイベントカレンダーのクオリティがすごいのです(笑)
こちらは、ネッテさんによるお菓子販売。
ネッテさんは、主に卵やバター・白砂糖を使わない、植物性素材を中心に使用した、体に優しいお菓子を作られています。
個人的には米粉のラベンダーサブレが大のお気に入りで、こればっかり買ってます(笑)
ラベンダーと紅茶の香りにほっと癒される、朝ごはんにもぴったりなサブレです。
ちょっぴりリッチな気分になれる、この厚みも好みなんですよね~!
タイムと白胡麻、甘酒とカカオニブなど、素材の組み合わせが絶妙なお菓子も多くて、毎回眺めているだけでもわくわくします♪
レモンケーキもイチオシです!
きゅんと甘酸っぱい、レモンの風味が詰まった爽やかなケーキは、暑い今の時期にもぴったり。
そしてこちらは、インド家庭料理カナカナさんによるカレープレート!
今日のお昼は絶対にカナカナさんのカレーと決めていたので、まだ残っていて一安心。
季節の野菜がたっぷり入った、全く辛くないマイルドでヘルシーなカレー。
優しくてほっとする味でありながら、お野菜の栄養がぎゅっと詰まっているからか、1口ごとに体にエネルギーが満ちていくのが分かります。
ベイガンバルタ・ビンディサブジ・トマトとミントとパクチーのチャツネ、にんじんのアチャールなどなど、どれだけ野菜入っているんだ!というぐらい、栄養価と美味しさを兼ね備えた1皿です。
滋味深いとはまさにこのこと!
※「ベイガンバルタ」はナスのカレー、「ビンディサブジ」はオクラのインドおかず、「アチャール」はインドの漬物でピクルスのようなものです
お腹も膨れたところで、私もシロフォンさんのタイルワークショップに参加してきましたよ!
鍋敷きにもなるトレイ・ミラー・コースターの中から、初体験ということでまずは、お手軽なコースターづくり(1000円)にチャレンジしてみました~。
丸形と四角形の2種類の形から私は丸形をチョイス。
中央の空いた部分に好きなタイルを好きに配置し、ボンドでくっつけるだけです。
手順は至ってシンプルなのですが、すごく悩みます、、!
タイルの種類やサイズ・個数や微妙な配置加減など、意外にも考えてしまうことがたくさん(笑)
でも頭で考えるよりも、ただただ自分の感覚に正直に「こうかな~、なんか違う。あ、こっちのほうがいい」みたいな感じで、直感で進めてみるとすごく楽しかったです。
皆さん超真剣で、完全に1人の世界に没頭していました(笑) 私も気づけば無言、、。
自分の感覚を頼りに、「これだ!」と思えるデザインに仕上げていきます。
納得がいけばボンドでくっつけて、隙間を白いセメントで埋めていきます。
表面が平らになるように、上からヘラでならします。
一旦乾燥させたら、ウェットティッシュで表面をくるくる撫でるように拭き、また乾燥タイムへ。
仕上げに、帰宅後と翌朝の計2回拭いて完成!
こんな感じになりました!自画自賛だけどめっちゃ可愛い~!
やっぱり自分で作ると愛着が湧きますね♪
今回初めてタイルワークショップに参加しましたが、決まった完成スタイルがないところがすごく良いなと思いました。どんなデザインでも、自分がいいなと思えば、それが正解。
それぞれの世界観を、限りなく自由に表現することができます。
また、完成品を手にして嬉しいのはもちろん、何かに無心で取り組む時間がすごく心地よかったです。
達成感いっぱいで、〆はネッテさんの桃パフェ!
ずっしりと重みが感じられるカップの中には、
・グラノーラ
・豆乳バニラアイス
・桃ジャム
・豆乳ココナッツブランマンジェ
・ほうじ茶桃ケーキ
・杏ジャム
が入っています。
全て植物性で自家製!
こだわりがこれでもかと詰めこまれた、贅沢なパフェです。
心がほっと緩むような甘さと、異なる食感が織りなす何とも言えない幸福感。
さくさく、しっとり、ひんやり、とろとろ、ぷるん♪
素材の個性を掛け合わせて楽しめるのはパフェの醍醐味ですね。
ジューシーな桃の果肉や甘酸っぱい杏ジャムは、思わずじっと見つめてしまうほどの美しい瑞々しさ。
美味しくて楽しくて。今日、いい日だったなあ。
一口ずつ大切に味わいながら、心地よい余韻と共に締めくくった1日でした♪
古民家わびすきの詳細&アクセス情報
この投稿をInstagramで見る
店名: 古民家わびすき
コロナ対策:アルコール消毒スプレーの設置
営業時間:公式インスタグラムのイベントカレンダーをご確認ください。
住所:兵庫県神戸市兵庫区上祇園町11-6 102号室
※Googleマップで検索する場合は、住所を直接入力してください。
アクセス:
・市バス7系統「平野」または「五宮町」より徒歩5分
・有馬街道入り口、祇園神社より徒歩10秒
公式Instagram:@wabisuki_hirano
まとめ
大ボリュームのイベントレポートになってしまいましたが、いかがだったでしょうか?
「優しさとワクワクが循環する場所」
オーナーのなつこさんが描くわびすきの未来像に、ゆっくりと、でも確実に近づいていると感じます。
それは、目をキラキラさせて思い思いの時間を過ごしているお客さんはもちろん、出店者の方たちを見ていても感じるのです。
気づくと自分のブースを離れてお買い物していたり、ワークショップに参加したり、真剣に手相を観てもらっていたり(笑)
なつこさんを始め、出店側の皆さんもお客さんと同じように、イベントを楽しんでいます。
もてなす側ともてなされる側という線引きが、良い意味で曖昧な気がします。
出店者もお客も関係なく、そこに集う人たち皆がワクワクして、優しい気持ちになれる。
そこから生まれる心地よい空気感が、大きな円となって、ふんわりと場を包んでいる。そんな風に感じます。
わびすきさんでは、定期的なものから今回のマルシェのように不定期なものまで、毎月イベントを開催しています。
詳しくは公式インスタグラムをチェックしてみてください!
そしてぜひ1度、気軽に足を運んでみてください♪
お友達の家に遊びに行ったような、きっとそんな雰囲気で皆が迎えてくれるはずです。