うろこの家&展望ギャラリー（うろこ美術館）に行ってきた！幸運のイノシシ・お土産情報も＋

うろこの家は、外国人のための高級借家として、明治後期に建てられました。

 

 

数ある神戸・北野異人館の中でも、見晴らしのいい高台に立つうろこの家。

 

 

外壁が魚のうろこのように見えることが、うろこの家と呼ばれている理由です。このうろこ模様は、3000枚の天然石でできています！

 

 

うろこの家は、神戸の異人館の中でも最初に公開された、伝統的な異人館なのです。

 

 

今回は、

など、うろこの家について、気になる情報を詳しく紹介します！

うろこの家の歴史！

 

うろこの家は、明治38年に神戸旧居留地に建てられ、大正時代に現在の北野町に移されました。

 

 

当時は高級借家として外国人が住んでおり、その頃から今に残るうろこ模様の外壁は、健在でした。

 

 

この西洋館は後に、ドイツ人R.ハリヤーの住居となり、そのことから「旧ハリヤー邸」とも呼ばれています。

うろこの家は、「うろこのような天然石」を使った外観が魅力の館！

 

うろこの家は、なんといっても外観に特徴があります。

 

 

この魚のうろこのような外観は、天然石のスレートでできています。

 

 

このスレートは、日本で古くから使われている堆積岩の一種で、屋根瓦などに広く使われている天然石です。

 

 

また、うろこの家の中には、数々の美術品が展示されていますが、庭にも見どころはたくさんあります！

 

 

中でも特にポルチェリーノと呼ばれる「カリドンの猪（イノシシ）」は、鼻を撫でると幸運に恵まれるというジンクスがあり、神戸異人館の中でもパワースポットとして知られています。

 

 

 

また、「ガーデンハウス」というカントリー調のカフェが併設されていて、25cmのロングソーセージを使った名物ホットドッグ、『神戸ドッグ』が食べられます！

屋内には何がある？！

 

1階には居間や食堂があり、1880年頃のロイヤルコペンハーゲンや、ロイヤル・ウースターなどの名磁器コレクションを見ることができます。

 

 

 

また、アンティークドールなども展示され、どれもゴージャスかつ優雅で、陶磁器ファンならずとも一度は見ておきたいものばかりです。

 

 

 

2階には書斎、寝室、サンルームなどがあります。

 

 

こちらには、エミール・ガレ、ティファニーなどの美しく繊細なガラス工芸品があり、館内は1800年代のヨーロッパの美麗かつ、厳かな雰囲気に満ちています。

 

 

神戸のお土産にも！「うろこの家売店」で限定商品をゲット♪

出典：公式サイト

 

うろこの家売店では、ここでしか購入できない「うろこの家限定商品」や、ヨーロッパの壁紙を使ったブックカバーなどが販売されています。

 

 

部屋に飾りたくなるキラキラした可愛い小物や、異人館の有名なスポットがプリントされたクッキーは、お土産に人気！

 

 

人気の商品は、

です。

 

 

神戸港を一望できる♪うろこ美術館（展望ギャラリー）も必見！

 

うろこの家の姉妹館として、1982年に開館したうろこ美術館（展望ギャラリー）も見どころです！

 

 

うろこの家に隣接している美術館で、うろこの家に行った際には、ぜひ立ち寄ってもらいたいスポットです。

 

 

美術館の入り口前には、大仏様もありました！

 

 

それでは早速、美術館の中をご紹介します。

 

 

ここにはトロワイヨン、ユトリロ、マチスなどの、近・現代のアートが展示されています。

 

 

 

また、この建物は素晴らしい眺望で知られており、神戸の街や港を一望することができる、北野異人館街随一の建物となっています。

うろこの家&展望ギャラリー（うろこ美術館）へのアクセス&周辺施設

マップを開く

 

 

 

 

うろこの家・展望ギャラリーは、各線三宮駅より歩いて15分の、神戸北野にあります。

 

 

かなり坂の急な道を上った先にあります。近くには、

など、いくつかの異人館が密集していますよ！

 

 

「山の手4館パス」を利用すると、異人館4＋展望ギャラリーを通常料金より割引価格で、お得に回ることができるのでおすすめです♪

施設の詳細情報

 

まとめ

 

高台の上に建ち、まるでおとぎ話に出てきそうな雰囲気のある西洋館「うろこの家」。

 

 

歴史ある陶磁器や、ガラス工芸品などを間近に見ることができ、近くにはカフェや美術館もあるので、のんびりと異国の雰囲気を味わいたい方には、ぴったりの場所ですよ。

 

 

高台から開放的な神戸の景色を眺め、リラックスしてみてはいかがでしょうか？