兵庫県芦屋市に、和菓子屋さん「芦屋 上(しょう)」があります。
大阪西区の新町、岸和田の上野町にある、お餅のお菓子屋さん「餅匠しづく」が、オープンした3店舗目。
「お菓子で百薬の長を目指す」をコンセプトに、創業以来"食と身体"の関係性について思考し、体への配慮を優先したお菓子を提供しています。
主要な素材の
・餅米
・小豆
・米粉
・餅粉
・砂糖
・雑穀
などは自然農法、無農薬栽培のものを使用。
無機質なテーブルの上に、整然と並んだ生菓子がなんとも印象的で、一目見て気になってしまいました。
今回は実際にお店に行って、5つの生菓子をテイクアウトしました!
※芦屋店限定の生菓子も含む
芦屋 上について、
・お店の場所
・メニューと料金
・5つの生菓子の味
・店舗&アクセス情報
など、気になる情報について、詳しく紹介しています。
体に優しい和菓子を食べたい方や、素敵な手土産を探している方は、ぜひ参考にしてみて下さいね♪
【阪神】芦屋 上(しょう)の場所
出典:食べログ
芦屋 上は、阪神「芦屋駅」より徒歩4分の、鳴門御影線沿いにあります。
お店は白を基調にした、シンプルでスタイリッシュな雰囲気。
駅から歩いてすぐなので、気軽に立ち寄れますよ!
私は閉店時間ぎりぎりの、17時半過ぎにお店に行きましたが、まだ開いていて、お客様も1人いらっしゃいました。
今回私が選んだのは、
・雫 432円(税込)
・フラワー オブ ライフ 540円(税込)
・静神丸(せいしんがん) 540円(税込)
・土 540円(税込)
・花 389円(税込)
以上の5種類。
※合計 2,441円(税込)
3個・6個・9個・12個のバリエーションで、桐箱 生菓子詰合わせも可能です。
※選ぶ生菓子によって、料金が変わります。
最初私は桐箱に入れてもらおうかな、と思っていたのですが、桐箱代が+でかかるので、今回はバラで購入しました!
店員さんに、
フラワー オブ ライフと花は常温で、それ以外は冷蔵庫に入れて下さい。
と言われました。
冷蔵保存が必要なものは、シールが貼られているそう。
日持ちを聞くと、本日中でした!
5つの生菓子をお家で頂いた!
それではお家で、5つの生菓子をいただきます!
紙袋には、「お菓子で百薬の長を目指す」という言葉が。
見た目や美味しさより、「薬」であることを優先して、お菓子を作っているそう。
私からすると、十分見た目も可愛らしいですよ!と言いたいところですが(笑)
紙袋の裏には、
グレーのシールが貼られたもののみ冷やして、その他は常温でお召し上がり下さい
と書かれていました。
消費期限は、先ほども述べましたが、購入日当日までの記載が。
保冷剤も付けるか聞いてくれたので、保冷剤も1つ入っていました!
紙袋から取り出すと、個性的で可愛らしい生菓子たちが!
1つ1つ容器に入っています。
桐箱の詰め合わせに負けじと、桜の花のように並べました(笑)
これから実際に食べた順に、生菓子を紹介していきます!
芦屋店のみで販売されている、生菓子も必見ですよ~。
花
まず私が最初に食べたのが「花」
どことなく春らさが感じられる、生菓子です。
こちらはシールが貼られていないので、常温での保存です。
表面は黄金色に輝く、金胡麻がまとっています。
中にはたっぷりあんこが!
これまた可愛らしい。
1番外から、金胡麻・餅・あんこの層になっています。
金胡麻の、プチプチっとした心地良い食感と、胡麻の芳ばしい風味が印象的。
あんこは甘さ控えめで、ひんやり冷たい~
口の中でとろけるくらい、とってもなめらかです。
お餅は、あんこと金胡麻の存在感を邪魔せず、うまく調和しています。
これはかなり美味しい、、
サイズも丁度良かったです!
素材:砂糖/餅粉/小豆/金胡麻
【芦屋店限定】雫
次に食べたのが、芦屋店限定の生菓子「雫」。
数ある生菓子の中でも、一際目を引いたので選びました。
シールが貼られていなかったので、こちらも常温保存です。
トップの中央には、海洋深層水を使った「雫」が、飾られています。
天から降り、地上で溜まりを作る、水滴を表現したそう。
一度見ると忘れられない~
1番底が見えるほど、透き通っていて、キランと輝いていてきれい。
食べるのがもったいなく思えるほど。
手土産にも、かなり喜ばれそうです!
一番外側は「氷餅」で、その中に「黄身あん」が入っています。
トップの雫は、プルンと柔らかいゼリー。
無味でした。
1番外側の薄くまとった氷餅は、柔らかく伸びがあります。
中の黄身あんは、甘さが抑えられていて、素朴な味。
食感としては、白あんのような感じ。
花に比べると甘さがあり、食べた後もしばらく、甘さの余韻が残ります。
ちょこんとサイズなので、重たくならずに、美味しく頂けました!
土
次に食べたのが「土」。
食用珪藻土が入っていて、どんな味なのか、1番気になったので選びました。
写真のように、容器の上に、銀色のシールが貼られているので、こちらは冷蔵保存です。
フタを開けると、さらに包装されてます。
六角形という形状で、見た目はチャコールグレー。
見た目だけでは、和菓子とは思えませんが、、
表面は、花形模様のようなデザインで、とてもきれいです。
食用珪藻土や、滋養強壮作用を持つ、大和芋をつなぎに、麻炭が練りこまれています。
ザラりとした舌触りで、これが土のような印象(食用土を食べるのは初なので、何とも言えませんが笑)。
土臭さや、独特な風味は全くないので、意外にも抵抗なく食べられました!
甘さはかなり控えめで、全く癖のない味なので、とても食べやすかったですよ~
インパクトと、食べた時の意外性があったので、気になる方はぜひ、食べてほしい生菓子です。
素材:小豆/砂糖/大和芋/食用珪藻土/麻炭
【芦屋店限定】静神丸(せいしんがん)
次に食べたのが、芦屋店限定の生菓子「静神丸(せいしんがん)」。
お堅めな名前とは裏腹に、みたらし団子のような、可愛らしい見た目が◎
お釈迦さんが、悟りを開くための苦行を積んだ際、食事の代わりに、命をつなぐために食した、発芽はと麦・蜂蜜・練り黒ゴマなどで作った生菓子です。
シールが貼られていたので、こちらも冷蔵保存です。
フタを開けるとこんな感じ。
個人的にこのポテッとした、可愛らしいフォルム好きです(笑)
中には練り黒ゴマや、グラスフェッドの生クリームが、たっぷりと入っていて、これは美味しそう~
グラスフェッドは、自然の環境で放牧され、牧草のみで飼育された牛のことだそう。
グラスフェッドの生クリームが、黒胡麻あんの中に包まれています。
口に入れると、芳ばしいプチプチ食感の黒胡麻と、生クリームの優しくミルキーな風味が!
お餅は他の生菓子と違って、みたらし団子のように、粘り気がありました。
お餅自体の主張もしっかりあって、もっちりとしています!
また生クリームが入ることで、少し洋菓子のようなテイストも、感じられました。
甘さは感じられますが、生クリームがサラッとかなりなめらかで、さっぱりとしているので、とても食べやすかったです。
素材:砂糖/餅粉/黒胡麻/蜂蜜/発芽はと麦/金箔
【芦屋店限定】フラワー オブ ライフ
最後に食べたのが、芦屋店限定の「フラワー オブ ライフ」。
淡い色合いの水色と、ピンクのツートンで、女性人気が高そうな生菓子。
白あんとこしあんの練り切りに、シナモンとサフランを加えています。
※サフランは、アヤメ科の多年草、およびそのめしべを乾燥させた香辛料
こちらも、銀色のシールが貼られているので、要冷蔵です。
フタを開けると、土と同じく包装されていました。
袋から取り出してみると、2つの勾玉が、重なっているようなデザイン。
これ個人的にかなり好きです(笑)
中は、マーブリング(美術の時間で習ったやつ笑)してできた模様のように、水色・ピンク・黄色・焦茶色など、カラフルで見た目も◎
ほとんど歯を使わずに、餡がほどけるほど、柔らかい~
甘さは少しずつじんわりと、口の中で広がる感じ。
白あんとこしあんが入っているので、軽い口当たりではありませんが、ヒンヤリと冷たくサッパリとした後味!
見た目もカラフルで爽やかなので、清涼感のある、かなりユニークな生菓子でした。
まとめると
どの生菓子も、それぞれの魅力があって、食感や風味など様々。
持ち帰る際は慎重に運びましたが、形が崩れることなく、安定感がありましたよ。
見た目もかなり可愛らしいですし、丁度良い1口サイズなので、手土産にもかなりおすすめできます!
どの生菓子もとっても美味しかったので、またお店に行って、今度はお土産として、購入しようと思います。
芦屋 上の店舗&アクセス情報
店名:芦屋 上(しょう)
営業時間:11:00~18:00 日曜営業
定休日:火曜日
イートイン:不可
住所:兵庫県芦屋市茶屋之町10-9
アクセス:阪神「芦屋駅」より徒歩4分
電話番号:0797-38-3781
予約:可
公式サイト:https://mochi-shizuku.jp/
公式Instagram:@mochi_shizuku943