奈良にユニークな神社「氷室神社」があります。
奈良時代の710年(和銅3)に創建し、氷室や氷池の守り神を祀ったのが、始まりと言われています。
製氷業者や、ウィンタースポーツ選手の信仰も篤い、日本でもとても珍しい「氷の神」を祀るパワースポット。
また近年のかき氷ブームとともに、注目度が上昇中の神社で、夏には境内でかき氷を奉納でき、祈祷後はお下がりとして、かき氷が頂けます!
それだけでも十分特別感がありますが、氷室神社では「氷みくじ」という、興味深いおみくじを楽しめます!
奈良の観光の際に、氷室神社を訪れたので、実際に氷みくじを引いてみました!
氷室神社について
・神社の場所
・氷みくじを引いてみた!
・神社のアクセス&詳細情報
など、気になる情報について詳しくまとめています。
【奈良】氷室神社の場所
氷室神社は、近鉄奈良線「近鉄奈良駅」より徒歩15分のところにあります。
奈良公園からも、徒歩3分のアクセス。
東大寺と興福寺がすぐ近くにあって、それぞれ徒歩10分前後で行けるので、寺社巡りしたい方は、合わせて行かれるのがおすすめです!
私は休日の15時ごろ訪れましたが、参拝者は2~3人ほどで、とても静かな雰囲気でした。
階段を上ると、すぐ右手に手水舎がありました。
とってもコンパクトですね!
こちらが拝殿。
左に賽銭箱がありました。
ご利益は、
・縁結び
・厄除け
・商売繁盛
・病気平癒
・健康長寿
など、多岐に渡ります。
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毎年5月1日の献氷祭りでは、鯉や鯛を封じ込めた氷柱が、神前に供えられて、舞楽が奉納されます。
一切無駄のない造りで、凛としています。
丁度本殿の方から、雅楽が聞こえてきました!
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ちなみに、氷室神社の御朱印はこちら。
中央に大きく「氷室神社」と書かれていて、力強く壮大です。
またお守りは、
・氷守り
・肌守
・桜守
・学業成就守
・交通安全御守り
など、様々な種類のものがあります!
氷みくじを引いてみた!
階段を上って右手に、氷みくじ 200円(税込)の受付がありました!
氷みくじの、具体的な流れが書いていました。
一.200円を箱に入れる
二.筒でくじを引く
三.人差し指にスポンジで水を
四.回転台からくじの番号を選ぶ
五.目的番棒のみくじを、裏側から人差し指で引く
六.氷の上にのせる
少しわかりづらいかもしれませんが、もし分からなければ、受付の方に聞けば大丈夫です!
箱に200円を入れて、筒を振って、番号が書かれた棒を取り出します。
右手に回転台があるので、棒に書かれた数字のところから、おみくじを選びます!
氷の上にのせる前は、こんな感じで何も文字が書かれておらず、半透明でうっすら透けた状態。
そのおみくじを、氷みくじの受付近くにある、氷の上に置きます!
すると、不思議なことに、文字が魔法のように、スッと浮かび上がってきました!
願い事:良き方向へ向かう
旅行:さわりなし よろし
転居:動かぬが良し
↑言いことのみ明記
など項目ごとに、シンプルながらも、ズバッと書かれたお言葉。
後から写真を見返した時に気づきましたが、1番上の「氷みくじ」の文字の下に、中吉と書かれていました←見落とす人多いです!
真っ白な光の文字がスッと心に入ってきて、ほぼほぼ腑に落ちた内容(笑)
生田神社の水みくじや、貴船神社の水占みくじは知っていましたが、氷みくじはかなり目新しいおみくじだったので、とても楽しかったです!
ちなみに氷みくじは、しばらくすると紙が乾いて、文字が消えてしまいます。
内容を振り返りたい方は、写真で撮っておくことをおすすめします!
試しに水で濡らしてみると、文字は再び出現しますが(笑)
【奈良】氷室神社のアクセス&詳細情報
神社名:氷室神社
祭神: 闘鶏稲置大山主命/大鷦鷯命/額田大仲彦命
参拝時間:
・4~10月 6:00~18:00
・11~3月 6:30~17:30
拝観料:無料
住所:奈良県奈良市春日野町1-4
アクセス:近鉄奈良線「近鉄奈良駅」より徒歩15分
駐車場:あり(乗用車のみ24台駐車可能)
※駐車料金 20分300円 1日上限1,800円
電話番号:(0742)23-7297
公式サイト:http://www.himurojinja.jp/index.html